· 

無くて困らないもの

この所、私の生活様式が全く変わって、精神的にはゆとりが持てている。携帯で何でも済ませている私。コンピューターも画面が大きので重宝しているが、簡単に済ませられることは、ほとんど携帯。YouTube Movie を作ったり、写真の編集や、プロモーションやポスターのデザイン。そして気がついたことは携帯は主にソーシャルネットワーキングで使っていたということ。それからカメラ、、、。iPad は自分用に持っていないので、カメラはちょっとお預け。その間に引き続き写真の断捨離。電話をかけて確認することはほとんどないが、電話番号がID代わりになっているのか、他のアプリも動かなくなった。オンラインレッスンも、少人数になったので、コンピュータ画面のZOOM で統一できれば他のアプリもいらない。

 調子が悪くなりかけて、すぐオーダーしたので、なくて困る日はそんなに長くはないとは思う。携帯電話がないので強制引き籠り?!になってしまったが、不思議なのが、この長い自粛生活のせいで携帯がなくても、あまり動揺しないということ。携帯のアプリのほとんどがコンピューターでもリンクしているし、こちらからネット環境に入ってサーチすれば、電話番号位を持っていないほとんどの相手にも連絡が取れる。メールだったり、SNSのアカウントからだったり。

携帯電話を必要としない時代が、近いうちに来るのかもしれない。気がついたら全く必要ないもの、、、次たる断捨離の対象物にノミネートされる日も近い?!

 

コロナ自粛で外出が減ってからの数ヶ月、季節は春を通り越して、夏になってしまった。クローゼットを見たら、なんと冬のジャケットが幅を効かしている。衣替えの時期を通り越してしまった。家の中にいるだけだと、ずっとTシャツとスパッツかジーンズ。ゴミ捨てに行く時はビーサン。ウォーキングシューズは年中同じ。遅い衣替えやってみた。ブーツとサンダルを入れ替え、バックも冬用から春夏用に。外出しなかったから、これらのものも全く不要だった。

 

早いうちに手放したものは、電子レンジとトースター。うちにいる時間が長くなり、急いで調理することもなくなった。そしてキッチンカウンターをちょっと広く使える。これらも無くなって、全く困っていない。代わりに重宝しているのがスロークッカーと、ノンフライヤー。ノンフライヤーはオーブントースターとほぼ同じ役割を果たしてくれる。それから大きなガスレンジは付いているので、オーブントースターは無くても、グラタン、パン、ピザなどは普段通り焼ける。

 

水筒とお弁当箱、お弁当袋。こちらもなぜ、こんなにたくさん持っていたのだろうと思うほど、引き出しが一杯になっていた。学校がない、出掛けないと、これらの出番は全くない。

 

アジェンダ(カレンダー)。今までは携帯のカレンダーには生徒のウイークリーのスケジュールが入っていて、手書きのアジェンダに(6リングのスケジュール帳で、30年くらい同じようなものを使い続けていた)TO DO List、家族の予定、旅行の予定、コンサートの予定、その準備のスケジュール、その他諸々のリマインダーや連絡先などビッチリ書き込んでいた。今は自分でその日その日にやりたいことを決めるので、DEAD LINE(締め切り日)が全く無い。そのスケジュール帳は数ヶ月も白紙のまま。この追われない生活が癖になりそう。

 

車。ガソリンが減らない。車の保険も毎日乗る想定で入っているし、でもその保険の規約もちょっと変わるだろう。秋で18歳に「Vitamin Aも車の免許を取って、車を買って、、、」と、半年前までは計画していたのに、それもしばらくは必要ないのかも。

 

こんなに要らないと思えるものがあるということは、このビジネスに携わる人たちが、商売に影響をきたしている証拠。断捨離の対象物に当たった物達、その物達を作ってきた人達のことを考えるとちょっと切ない。