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コロナの副産物・家族編

やっと、やっと。ロサンゼルスのレストランの営業が再開した。3月半ばからのパンデミック。少しずつ緩和して、外出も以前ほどは身構えなくて良くなってきた。

始まった当初は、この世が突然色が無くなったように感じた。どんな環境下においても、自分の環境を変えられない場合は自分を変えるしかない。

びっくりしたことは、優先順位こそ変われども、自分のやりたい事、自分の生活自体が変わるわけではないという事。断捨離をしてみたが、結局は自分の大事だったものは大事なままで、いらないものは要らない。いつかは、、、と先延ばしにしていたことに着手。長い春休みだと思って、対策を練理、じっくり取り組む。。そして効果は。。。

 

コロナの副産物!

 

1)とにかく時間が増えた

これまでは週7日、教えて、リハーサルして、本番をして、子供の送迎とボランティアをする毎日。夫も隔週で出張でいないし、いても接待やゴルフや仕事で週7日家にいないのは変わらず。それと同様に子供たちも、習い事、や部活の予定がジグゾーパズルのように埋まって、ひとつでも外れたら全ての絵が崩壊してしまうという危機感の毎日。子育て中のお宅ではきっと同様の状況が続いていたに違いない。ある意味その緊張感がちょっと緩んでほっとした。時間に追われない日々は、何てリラックスできるのだろう。日本のテレビのバラエティやドラマをみんなで見ながら、現代社会日本語の勉強も楽しい。料理で算数を教えたりするのもいい。ハマってるゲームやYouTube チャンネルのことを聞くのもいい。ご飯を家族そろって食べる時間が増えたのもいい。

 

2)携帯2機壊れた

1ヶ月も過ぎようとした頃、社交が全てというVITAMIN A とマイペースなE が忍耐切れ。どうでもいい事で大喧嘩になり携帯電話を床に放り投げた。(叩きつけるに近かったかな、、、)買い替えは学校が始まるまで待つことに二人とも同意して、iPad を駆使して生活してる。通話料は番号キープのために引き続き支払い中。その後の喧嘩は、モノに当たることはなし。家に電話が一台の昔の時代に戻った。子供に頼んでいた夫への伝言も電話が一台になったおかげで自分で電話することも増えた。

 

3)家事の有り難み認知させる

普段から家事はママの仕事と位置付けられていて、誰も何もしようとしないこの家の習慣をどうにかしたかった。やはりビジュアル化が一番かな。家事のTO DO LIST を冷蔵庫の側面に貼って、誰が一番多く家事をしたのか、書き込める表を作った。そしてそれは誰よりも私の気分を上げた。全くやっている事は同じなのに、嫌々やっていた皿洗いも洗濯物を畳む行為もなんとなく面白くなった。ポイントゲームの勝者はいつも私。こんな事で気分良くなる私はなんて単純なんだろう。初めの1ヶ月はみんな喜んでポイント集めた。でも2ヶ月目からはお小遣いをもらってもやりたくないと言い出した。そして3ヶ月目は、ポイントゲームは無くなって、なんとなく出来ることをするのが当然というような空気になった。夫も最近では多少参戦している。まあまあ成功かな。